2010-01-01から1年間の記事一覧
毛沢東 最後の革命 上巻作者: ロデリック・マクファーカー,マイケル・シェーンハルス,朝倉和子出版社/メーカー: 青灯社発売日: 2010/11/26メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 1回この商品を含むブログ (4件) を見る毛沢東 最後の革命 下巻作者: ロ…
ウェブ連載「「壁と卵」の現代中国論」、更新しました。 http://www.jimbunshoin.co.jp/news/n1795.html
先日の朝日新聞が報じたことで、すっかり有名になった『南方都市報』のこの写真。 この写真について、イヴァン・ウィルさんが興味深いブログ記事を書かれていますので、以下、少し長いですが引用します。
激動が続くアジア地域の経済について、歴史的かつグローバルな視点で考えたいと思います。一般参加歓迎ですので、ご関心がおありの方はぜひ足をお運びください。より詳細な情報については、こちらをご参照のこと。 中国現代史研究会ワークショップ「変動する…
(承前)村上泰亮は、遺著となった『反古典の政治経済学』で全面的に展開される「費用逓減の経済学」の中で、産業化のキャッチアップ局面にある経済では、十分な資本調達能力を持つ企業が最新技術を導入しつつ生産規模を拡大することにより、一企業内で収穫…
以下は、12月5日のワークショップの事前勉強メモのような形で読んでもらえればと思います。比較経済発展論―歴史的アプローチ (一橋大学経済研究叢書)作者: 斎藤修出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2008/03/14メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 33回この…
ウェブ連載「「壁と卵」の現代中国論」」、更新しました。 http://www.jimbunshoin.co.jp/news/n1647.html
下のエントリに関連して、大沼保昭『人権、国家、文明―普遍主義的人権観から文際的人権観へ』193-194ページより。コメントを追加して再度掲載。 逆に、こうした経済発展段階にある人々にとって何よりも切実な生存権の実現にこそ自由権の保障が必須であると主…
下のエントリに関連して、大沼保昭『人権、国家、文明―普遍主義的人権観から文際的人権観へ』193-194ページより。 逆に、こうした経済発展段階にある人々にとって何よりも切実な生存権の実現にこそ自由権の保障が必須であると主張され、その意味での人権の相…
来月に劉暁波氏のノーベル平和賞授賞式を控え、参加しない国はどことどこだ、ということでまた関心が高まっているようだ。あまりフォローはしていないのだが、受賞以来、日本でも僕自身の予想以上に詳しく劉氏とその思想的な背景についての報道がなされたよ…
えーと、G20とかTPPとかAPECとか、英語の頭文字が多くてよくわかりませんが、何か世界の大事なことが次々と決まりつつあるんですよね? ・・というわけで、尖閣の件はともかくとして、現在の国際情勢を考えたときに、先進諸国が押しなべて中国と対峙すること…
このところ10万年の世界経済史 上作者: グレゴリー・クラーク,久保恵美子出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2009/04/23メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 67回この商品を含むブログ (52件) を見る10万年の世界経済史 下作者: グレゴリー・クラーク,久保恵…
目下の中国情勢は余りに動きが早くてついていけないところ、それとはあまり関係なく「壁と卵」の現代中国論、更新しています。 http://www.jimbunshoin.co.jp/rmj/china004.htm 一部で期待の高かった「リア充/非モテと愛国主義」についてではありませんので…
・・さて、前置きのつもりの上の文章ががずいぶん長くなってしまったので、別エントリを立てます。というわけで日本だけではなく世界中でその振る舞いが警戒されつつある中国とはどういう国なのか、その「建国」の事情に立ち返って捉えなおすには、なんとい…
中国屋などを生業にしていて一番いかんと思うのは「建国記念の日」というと反射的に10月1日を思い浮かべてしまうことである。2月11日?それって誰が何をした日でしたっけ? ・・さて、そんな私にとって(?)、前に書いたように領土問題というのは、個人的に…
今日から前の職場での非常勤が始まったのですが、非常勤用のレターケースを確認したところ、夏休みの間に下の2冊の本をご寄贈いただいていたようです。約2ヶ月の間気がつかず、失礼いたしました。この場を借りてお礼&お詫びを申し上げます。子育ての経済学…
大学は早いところではもう後期の授業が始まってますよね。このところの領土問題で学生の中国離れもいっそう進んだことでしょうから、中国語や中国問題関係の授業を持たれている方はさぞかしやりづらいことでしょう(と他人事のように言っている僕自身もそう…
少し前の、稲葉振一郎氏のエントリより。 少し話は変わるが、人(認識・行為の主体)を殺すということは、ある意味で(すなわちその人にとっての)世界を終わらせるということであり、その意味で人を殺すという営みは神的である。レヴィナスが「殺人は不可能…
さて、よい子の皆さんはもう新学期が始まっていますね。夏休みの宿題はちゃんと8月中に済ませられたでしょうか?さて、僕のほうもここしばらくは夏休みの宿題の完成に追われていて、ブログとかtwitterとかをやる時間がありませんでした。宿題にはいろいろな…
いや、日本は暑いですね。下のエントリのコメント欄も暑く熱く盛り上がってますが、こちらはしばらく浙江省の農村調査に行っており、今日戻ってきたところです。浙江省では筍の加工を行っている企業のおじさんにインタヴューして「最近日本に輸出する筍の水…
今日(21日)から中国出張にでることもあって、このまま8月中更新しないで終わってしまう可能性もあるので、駆け込み的にメモ的なことだけ書いておきます。ブログを欠く意欲がなくなったわけではないのだが、twitterをやりだしてからとにかく入ってくる情報…
このブログで伝えてきたハイラット(ガイラット)・ニヤズ氏の裁判の件については、その後日本でも、下にも書いたように本ブログの情報発信に遅れること5日にして、ようやく共同通信が配信した。しかしその内容たるや・・「外国メディアの取材を受け、コメン…
ありがとうございます。実はかなり前に前任校のほうにお送りいただいていたようなのですが、授業が終わってしまい顔を出す機会がなく、試験日の今日ようやく受け取った次第です。というわけで夏休みの読書はコレで決まり。 毛沢東 ある人生(上)作者: フィ…
今年は例年以上に充実しているように感じるのは私だけでしょうか。 7月31日 (土) 午前8時00分〜 BShi 再放送:8月4日(水) 午後2時00分〜 BShi 証言記録 兵士たちの戦争「ルソン島 悲劇のゲリラ討伐作戦 〜秋田県・歩兵第17連隊〜」8月1日(日) 午後9時00…
ようやく27日になって、日本でも共同通信社がこのニュースを配信しました。 http://sankei.jp.msn.com/world/china/100727/chn1007272306010-n1.htm
ロイター報道によると、すでに懲役15年の判決が出たらしい。審理の早さといい、刑の重さといい、ちょっと常識では考えがたい。日本のメディアは報じないのだろうか。 (Reuters) - A Chinese court in the restive western region of Xinjiang has given a Ui…
昨年7月5日にウルムチで起きた騒乱から一年が過ぎた。いくつかのメディアが一周年ということで報道を行ったようだが、日本語のものは英語メディアに比べ圧倒的に量も少なく、特筆すべきものもなかった。それと平行して新疆への大規模な「対口援助」(中国の…
人文書院のウェブサイトで連載を始めることになりました。月イチくらいのペースで更新になるかと思います。新連載コラム「壁と卵」の現代中国論
明日発売の『週刊エコノミスト』7月27日号に人民元問題に関する米中エコノミストの議論を整理した文章を寄稿しています。内容は、このブログに書いてきたものと基本的にスタンスは同じで、クルーグマンに対しては(この問題に関しては)かなり批判的なトーン…
『日本経済新聞』7月8日付「中国5大銀、5兆円調達へ 上海・香港市場の株価下落、鮮明に」 中国農業銀は15日に上海市場、16日に香港市場に上場する。7日に上海での公募価格は2.68元(約35円)と公表、証券会社関係者によると香港では3.2香港ドル(約36円)…