梶ピエールのブログ

はてなダイアリー「梶ピエールの備忘録。」より移行しました。

中国

いただきもの

www.unp.or.jp 著者よりご恵投いただきました。民兵という「非公式」の暴力装置による統治の実態、という敏感なテーマに真正面から切り込んだ意欲的な著作です。

お仕事のお知らせ

『週刊東洋経済』2025年11月15日号のコラム「中国動態」に、「造船業の「復活」には落とし穴も」という一文を寄稿しました。日本でにわかに脚光を浴びている造船業の復活について、米国の中国への対抗という背景と、そこからの懸念材料と併せて論じました。 …

いただきもの

www.bunshin-do.co.jp 著者よりご継投いただきました。過剰生産が問題になる中国鉄鋼業の生産システムを実証的に分析した力作です。

いただきもの

www.unp.or.jp 著者よりご継投いただきました。これまで岡本さんが発表された中国国内の税制及び対外関係に関する専門的な論文を、中国社会で歴史的に形成されてきた商慣習と「国制」との関係、という横糸で結び付けた重厚な論文集です。岡本さんの驚異的な…

いただきもの

www.unp.or.jp 著者よりご継投いただきました。第二次世界大戦後における中国の国際承認をめぐる、外交戦略を網羅的に論じた大著です。

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『週刊東洋経済』2025年11月15日号のコラム「中国動態」に、「造船業の「復活」には落とし穴も」という一文を寄稿しました。日本でにわかに脚光を浴びている造船業の復活について、米国の中国への対抗という背景と、そこからの懸念材料と併せて論じました。 …

いただきもの

bookpub.jiji.com 著者よりご恵投いただきました。2017年以降の新疆ウイグル自治区で生じた、再教育施設への大量収容をめぐって、公開資料、リーク文書などからその実態に迫った学術的考察です。

いただきもの

bookplus.nikkei.com 著者の湯進さんよりご恵投いただきました。すでに市場を席巻しつつある中国のEVがどのようにして躍進し、そして現在どのような課題を抱えているのか、現場での豊富な取材に裏打ちされた分析は必見です。

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『週刊東洋経済』2025年6月15日号のコラム「中国動態」に、「中国経済が陥る中央集権化の代償」という一文を寄稿しました。習近平政権以降、地方政府の「経済政策の実験」が行われなくなり、トップダウンで下りてくる政策を忠実に実行することが求められるよ…

いただきもの

www.keio-up.co.jp 著者の松田康博さんよりご恵投いただきました。「台湾有事」に関する根拠のない思い込みに基づく扇情的な言説が広がりやすい現状において、この問題の第一人者がこれまでの経緯を踏まえた冷静な現状分析を行った待望の書籍です。台湾問題…

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www.chuko.co.jp 著者の岩間さんよりご恵投いただきました。中華料理から近現代の日中関係を問い直す、という主題は同じく岩間さんが編著の学術書『中国料理と近現代日本』を引き継ぐものですが、そちらが「中国料理」なのに対して今回の新書のタイトルは「…

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『週刊東洋経済』2025年6月15日号のコラム「中国動態」に、「中国経済の虚像を政治利用するアメリカの学者たち」という一文を寄稿しました。『世界』の論考に続き、トランプ関税以降にあらわになった米国の経済学者の政治的バイアスと、それによって中国経済…

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『世界』7月号に「米中対立はグローバルな自由貿易体制をどう変えるのか」という一文を寄稿しました。米国のトランプ関税に衝撃を受けた米国の経済学者の言説からグローバルな自由貿易体制のゆくえを検討し、今後の中国経済の抱える問題と関連づけて論じてい…

いただきもの

www.bunshin-do.co.jp著者のお一人よりご恵投いただきました。日本経済研究センターの中国経済研究プロジェクトの最新成果です。

いただきもの

www.chuko.co.jp 相変わらず精力的に執筆活動を続けておられる岡本さんより最新作をご恵投いただきました。今回は中国史の根本史料である「正史」を独特の視点から読み解いたものです。中華人民共和国にとっての「正史」のあり方を意味する歴史認識を読み解…

いただきもの

www.iwanami.co.jp 著者の温秋穎さんよりご恵投いただきました。戦前から戦後にかけて日本人が「中国語を学ぶ」ということはどのような思想性、政治性を負わされてきたのか。この問題に根本から取り組んだ力作です。私もかかわった昨年度の「アジア太平洋研…

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toyokeizai.net 『週刊東洋経済』2025年4月19日号のコラム「中国動態」に、「中国が「内需拡大」へ姿勢転換したのは本物なのか」という記事を寄稿しました。米中間の関税をめぐるチキンレースが関心を集めていますが、それとは別に中国国内では内需拡大に向け…

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www.j-fic.com著者の平野悠一郎さんよりご継投いただきました。現代中国の森林政策に関する世界で初めての包括的な研究となる大著です。

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ndlsearch.ndl.go.jp 著者の岡本さんよりご恵投いただきました。「中国経済はどこまで独特か?」というのは中国研究者にとって永遠のテーマだと思います。そのテーマに「人びとの暮らし」という視点から迫ったユニークな書籍です。

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拙著『ピークアウトする中国』の内容を踏まえ、先日行われた全人代の政府活動報告で発表された経済政策の内容をどう評価するか、共著者の高口さんと共に週刊東洋経済の劉彦甫記者にインタヴューしていただきました。news.yahoo.co.jp

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www.keio-up.co.jp慶應義塾大学東アジア研究所主催の連続講座の内容を書籍化したものです。私は第9章「中国経済は、国家主導か民間主導か」を寄稿しています。国有企業改革、産業政策、深圳のイノベーションとオープンソースといったトピックからこの問題に…

いただきもの

www.utp.or.jp 版元よりご恵投いただきました。それまでほとんどスポットがあてられることがなかった中国共産党の「中央局」の制度的な変遷に注目することで地方―中央関係に対する共産党の姿勢の変化を明らかにする研究。2023年度のアジア太平洋研究賞を受賞…

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www.php.co.jp まもなく発売される月刊Voice4月号は「米中貿易戦争の最前線」という大型特集を組んでいますが、そちらに「『囚人のジレンマ』に陥った米中経済」という一文を寄稿しました。拙文はともかく、この特集はマイケル・ぺティスをはじめ多士済々の…

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『週刊東洋経済』2025年3月8日号のコラム「中国動態」に、「ディープシークの成功が示す中国産業のある特徴」という記事を寄稿しました。いささか食傷気味のDeepSeekですが、本稿ではこれを中国官民挙げての技術のオープン化構想、さらにはそれと密接に結び…

いただきもの

著者の丸川知雄さんよりご恵投いただきました。www.unp.or.jp長らく中国の産業研究をリードしていた著者によるこれまでの研究の集大成です。改めて中国の産業政策に世界的な注目が集まる中、必読の書かと思います。

いただきもの

www.hanmoto.com 版元よりご恵投いただきました。「チープ・ネイチャー」からの収奪を現代資本主義成立の基盤と捉える著者たちの問題提起の書です。 www.chuko.co.jp 相変わらず精力的に著作を発表している安田峰俊さんの「民族」をキーワードとした中国社会…

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books.bunshun.jp 高口康太さんとの4年半ぶりの共著がまもなく店頭に並びます。中国経済の変調を受けて比較的短期間でまとめたものですが、よくあるような中国経済崩壊論、衰退論とは一線を画したつもりです。阪神淡路大震災30周年の記念の日である1月17日が…

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『週刊東洋経済』2025年1月18日号のコラム「中国動態」に、「中国のEV技術を移転させようとするEUの中国化」という記事を寄稿しました。EUはCATLなどの中国の車載電池企業の技術面での圧倒的な優位性を認め、域内に呼び込んで技術移転を行わせる方針に舵を切…

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business.nikkei.combusiness.nikkei.com 『日経ビジネス』2024年12月30日・2025年1月6日号に「昭和100年の教訓 栄光と停滞、30人の証言」という特集が組まれています。戦前から戦後の高度経済成長、バブル崩壊後の失われた30年までの歩みを項目ごとに振り返…

お仕事のお知らせ

新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。www.weekly-economist.com 1月6日発売の『週刊エコノミスト』1月14/21日号は「中国動乱前夜」と題した特集を組んでおります。私も「変わる一帯一路:質、ソフト路線へと転換・『国内…