梶ピエールのブログ

はてなダイアリー「梶ピエールの備忘録。」より移行しました。

2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ウォルマートの労働組合

旧聞に属するが、今年の夏にウォルマートが中国に出店している支店での労働組合設立を認める方針を打ち出し、かなりの注目を集めた。 http://www.nikkei.co.jp/china/news/20060805c2m0501505.html http://jp.chinabroadcast.cn/151/2006/10/13/1@75915.htm

追記

今しがたミャンマーの番組を見終わったけど、貴重な映像ではあるがドキュメンタリーとしてはちょっと突っ込み不足かな。ただ、こういうアジアの途上国についていえば、たとえアメリカその他に経済制裁されても中国とさえ仲良くしておけばそこそこ経済発展で…

BSドキュメンタリー

内容紹介は以下で。 http://www.nhk.or.jp/bs/bsdoc/11月1日(水)後9:10〜10:00 心を祖国の歌に乗せて 〜ロシア沿海州・「高麗人」の子どもたち〜11月2日(木)後9:10〜10:00 夢はケアギバー 〜フィリピン・介護士を目指す子どもたち〜 11月3日(金)後9:10…

で、インドはどうよ?

インドの時代 豊かさと苦悩の幕開け作者: 中島岳志出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/07/22メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (21件) を見る おすすめ。もともとインドは観光で一度訪れて中国以上にわけわかめな国だという強い印象を持…

補足

id:dojinさんところ経由で、以下のエントリを知る。 http://awarm.blog4.fc2.com/blog-date-20061031.html 私も大変勉強になりました。痒いところをちゃんと掻いてもらったというか。

「左」と「右」の「正しい」対立

日本とフランス 二つの民主主義 (光文社新書)作者: 薬師院仁志出版社/メーカー: 光文社発売日: 2006/08/12メディア: 新書購入: 4人 クリック: 40回この商品を含むブログ (73件) を見る 宮崎哲哉氏が『新書365冊』ASIN:4022731060この本、日ごろよく見ている…

新左派の経済観

最近参照することの多いアメリカの経済学系ブログEconomists Viewで、中国の新左派を代表する論客である汪暉(Wang Hui)氏の主張が紹介されている(元の記事はNYTに掲載)。 http://economistsview.typepad.com/economistsview/2006/10/chinas_new_left.html

関連

Greg Mankiw's Blog 'Tierney on Wal-Mart and Sweatshops' We will be discussing the sweatshop debate later in the semester in ec 10 マンキュー先生、ひつこいです。ひつこいのは私もですが。

「血汗工廠」の労働者を保護せよ。

New economist 'China to crack down on sweatshops' より China is planning to adopt a new law that seeks to crack down on sweatshops and protect workers’ rights by giving labor unions real power for the first time since it introduced market …

ムハマド・ユヌス氏ノーベル平和賞受賞記念

というわけでもありませんが、最近購入した本をとりあえず紹介。開発金融論作者: 奥田英信,生島靖久,三重野文晴出版社/メーカー: 日本評論社発売日: 2006/04メディア: 単行本購入: 1人 この商品を含むブログ (2件) を見る 第8章「途上国農村の金融問題とマイ…

メモ

スティグリッツ:経済学とグローバリゼーションについてのQ&A http://economistsview.typepad.com/economistsview/2006/10/joseph_stiglitz.htmlインドの児童労働について。 http://economistsview.typepad.com/economistsview/2006/10/banning_child_l.h…

「安倍流」を評す。

ようやく『財経』の最新号の全コンテンツ(ただし図表などをのぞく)がウェブサイトで読めるようになった。 http://caijing.hexun.com/current.aspx ただ、期待した竹中平蔵インタヴューはそれほど新しい内容がなく、先日のエントリでの紹介で尽きている感じ…

最近購入した本

中国経済のマクロ分析―高成長は持続可能か (シリーズ・現代経済研究)作者: 深尾光洋出版社/メーカー: 日本経済新聞社発売日: 2006/08メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る 余永定氏が執筆した第7章「中国の成長見通しと経済調整」がお勧め!短…

汚職告発のドキュメンタリー

今晩(7日)10時よりNHKBS1で放送されたBSドキュメンタリー「汚職告発〜中国・インターネットをめぐる攻防〜」はなかなか衝撃的だった。インターネットのサイトを拠点にさまざまな中国の地方官僚の不正に対する告発を行っている李新徳氏に密着取材してその活…

ミスター元

先日のエントリで、どうも供給面での構造改革主義に偏重する傾向がある、と述べた中国『財経』誌だが、どうも失礼しました。最新10月2日号では、「人民元先生(「ミスター人民元」)との対話」と題する周小川中国人民銀行行長のロングインタヴューが掲載され…

China vs. India

今週のクローズアップ現代の話ではないっす。http://neweconomist.blogs.com/new_economist/2006/10/china_vs_india.html 膨大な企業のミクロデータを用いて中国とインドの工業企業の生産関数を推計し、その比較を行った実証研究の紹介。その結論をいくつか…