今週のクローズアップ現代の話ではないっす。
http://neweconomist.blogs.com/new_economist/2006/10/china_vs_india.html
膨大な企業のミクロデータを用いて中国とインドの工業企業の生産関数を推計し、その比較を行った実証研究の紹介。その結論をいくつか抜き書きすると、「インド企業は平均従業員数の伸びで中国企業を上回っているのに対し、中国企業は付加価値の伸びがインド企業より高い」「中国企業は似たようなインド企業に比べ投資額が大きく、また生産性の上昇率もインドを上回っている」「中国企業の生産性の高さは、企業間の資源配分が効率的である、すなわち非効率な企業から生産性の高い企業へと資源が移動していることによるものである」「労働市場の柔軟性と金融市場へのアクセスの差も、両者の生産性格差を説明する主要な原因となっている」
・・なかなか面白そう。あとでちゃんと読む。