梶ピエールのブログ

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お仕事のお知らせ

 『週刊東洋経済』2024年9月21・28日合併号のコラム「中国動態」に、「中国の経常黒字が縮小する「不自然さ」の根源とは」という記事を寄稿しました。ブラッド・W・セッツァーが指摘した「中国の経常黒字は過小評価されている」という議論を紹介し、それが意味するものについて考察しました。

toyokeizai.net

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 著者の三品英憲さんよりご恵投いただきました。国共内戦期、における華北農村での土地改革を題材に、伝統的な中国農村にいかにして共産党の暴力的な土地改革が受け入れられたのか、様々な角度から綿密な実証を行った重厚な研究書です。

www.unp.or.jp

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www.unp.or.jp

 編者・著者の遠藤乾さん、鈴木一人さんよりご恵投いただきました。たいへん重厚なヨーロッパ統合史のテキストで、値段も大変良心的です。

 著者の安井三吉さんよりご恵投いただきました。ながらく、神戸と中国、日本と中国の関わりを改めて考えてきた著者が、「大アジア主義」の講演100年、そして陳舜臣の生誕100年をきっかけにこれまでの思考をまとめたものです。

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www.chikumashobo.co.jp

 著者よりご恵投いただきました(実はその前に購入して読んでいました)。自由を求めるあらゆる言論が厳しく制限される習近平政権の下で、「最後の社会運動」とも呼ばれるフェミニズム・ムーブメント。中国でも広がった #metoo 運動や上野千鶴子ブームなどを入り口に、特に若い女性の中に広がる社会の閉塞感をあぶりだした好著です。

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 この度、私が編著者となった下記の英文研究書をSpringer社より出版いたしました。 Kobe University Monograph Series in Social Science Research シリーズの中の1冊です。

link.springer.com

 本書は、昨年度で終了した科研費基盤Bのプロジェクト、「中国のイノベーションとその社会実装に関する政治経済的分析」の研究成果でもあります。共同研究にご協力いただいた皆さんにあらためて感謝申し上げます。

いただきもの

www.bunshin-do.co.jp

 著者のお一人である高口康太さんよりご恵投いただきました。自動車や半導体人工知能といった話題の業種だけでなく、環境関連ビジネス、ロボット、不動産、農業まで、幅広く現代中国の産業のリアルな姿をそれぞれの専門家が分析した、待望の一冊です。

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 今年3月28日に開催された、21世紀政策研究所主催のシンポジウム「中国経済の課題と展望」の内容が新書化されました。「中国における労働市場と非正規労働(霊活用工)」というテーマで話した内容が活字化されています。

www.21ppi.org

http://www.21ppi.org/theme/data/240731_pocket.pdf

私のほかに内藤二郎さん、岡嵜久実子さんのご報告ならびに質疑応答の様子が活字化されています。
 ご関心のある方はご一読ください。