books.bunshun.jp 高口康太さんとの4年半ぶりの共著がまもなく店頭に並びます。中国経済の変調を受けて比較的短期間でまとめたものですが、よくあるような中国経済崩壊論、衰退論とは一線を画したつもりです。阪神淡路大震災30周年の記念の日である1月17日が…
『週刊東洋経済』2025年1月18日号のコラム「中国動態」に、「中国のEV技術を移転させようとするEUの中国化」という記事を寄稿しました。EUはCATLなどの中国の車載電池企業の技術面での圧倒的な優位性を認め、域内に呼び込んで技術移転を行わせる方針に舵を切…
business.nikkei.combusiness.nikkei.com 『日経ビジネス』2024年12月30日・2025年1月6日号に「昭和100年の教訓 栄光と停滞、30人の証言」という特集が組まれています。戦前から戦後の高度経済成長、バブル崩壊後の失われた30年までの歩みを項目ごとに振り返…
www.nakanishiya.co.jp 著者の吉弘憲介さんよりご恵投いただきました。吉弘さんはちくま新書の『検証 大阪維新の会——「財政ポピュリズム」の正体』を大変興味深く読んだのですが、本来のご専門はアメリカ財政論だったのですね。グローバル企業による租税回避…
新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。www.weekly-economist.com 1月6日発売の『週刊エコノミスト』1月14/21日号は「中国動乱前夜」と題した特集を組んでおります。私も「変わる一帯一路:質、ソフト路線へと転換・『国内…
sinology-initiative.com 東京大学中国イニシアティブと清華大学の共催による「第4回清華大学・東京大学発展政策フォーラム」が「競争と協力――グローバルな不確定性のもとでの日中経済貿易関係」というテーマで東京大学で開催されました。そのシンポジウムで…
www.hanmoto.com NHK出版の山北さんよりご恵投いただきました。邪馬台国や古代大和王朝の謎に迫るNHKスペシャルの「古代史ミステリー」は私も楽しく視聴しましたが、その内容を書籍化したものとのことです。
bookplus.nikkei.com 昨年英語圏でベストセラーになった、Keyu JIN(ジン・クーユー、金刻羽) の著作、The New China Playbookの邦訳が出版されました。私が監訳と巻末の解説をつとめています。翻訳の西川美樹さん、装丁の川添英昭さん、そして梶谷は、ミラ…
sakuhinsha.com 版元よりご恵投いただきました。「トランプ政権の誕生により自由で開かれた世界市場の先行きが不透明になる中、先を見通すために過去を振り返るために有意義な1冊です。
www.hanmoto.com 著者のお一人である岡本隆司さんよりご恵投いただきました。「帝国」をキーワードに洋の東西をまたいで稀代の歴史家二人が縦横に語り下ろした、現代の世界情勢を見通すにも格好の対談です。
shoshi-shigosen.co.jp 著者よりご恵投いただきました。(日本を含む)「東アジア的専制主義」の克服、という主題に基づいてこれまで書かれた文芸批評、時論の集大成です。私の問題意識とも重なる点が多いので、自分で購入しようと思っていたので大変ありが…
『週刊東洋経済』2024年11月23日合併号のコラム「中国動態」に、「低迷続く中国、民間企業の投資資金で出所に変化」という記事を寄稿しました。9月の英紙フィナンシャル・タイムズが報じた、「2018年には5万件余りだった中国のスタートアップ企業の数が、2023…
www.msz.co.jp 訳者の黒羽夏彦さんにご恵投いただきました。台湾基隆港の港湾労働者やその家族、埠頭周辺の人々に丹念にインタビューし、経済のグローバル化がいかに底辺労働者の生活を翻弄してきたかを描いた力作ノンフィクションです。中国大陸の非正規労…
www.keisoshobo.co.jp 版元よりご恵投いただきました。緊迫する中台関係を背景に、台湾有事を抑止するためのはどのようなことを考えればよいのかをまとめた、一線で活躍する研究者と実務家によるタイムリーな論集です。
www.iwanami.co.jp 雑誌『世界』12月号の特集「視えない中国」に、「中国経済は日本化するのか——不動産不況と過剰生産」という記事を寄稿しました。この特集には𠮷岡桂子さんによる日本人学校男児殺害事件に関する論考をはじめ、読みごたえのあるコンテンツ…
国際情報サイトフォーサイトに、「需要拡大路線へと舵を切る中国――『生産過剰』からの脱却は可能か」という記事を寄稿しました。9月下旬以降、ようやく全面的な景気刺激策に舵を切った中国政府。その主要な政策の内容と予想される効果、問題点について分析し…
www.hakutou.co.jp 版元の白桃書房よりご恵投いただきました。『図解中国経済』の著者による、中国を中心に世界の地政学的情勢を読み解く、ユニークな一冊です。
www.hanmoto.com 訳者の日野みどりさんよりご恵投いただきました。改革開放後、中国の労働集約産業を支えた中国に進出した台湾企業、いわゆる台商にスポットを当て、その中国政府との複雑な関係を「レントシーキング開発国家」という概念によって明らかにし…
www.apir.or.jp 一般財団法人アジア太平洋研究所がはこうしている『関西経済白書』の2024年版に「中国経済が抱える課題:不動産不況から新興産業の供給能力過剰へ」という一文を寄稿しました。関西経済白書には毎年寄稿していますが、今年の白書は何かと話題…
『アジア研究』誌に掲載の「中国における需要拡大型の産業政策―理論的考察とその評価」という論文がJ-Stage上で早期公開されました。ご関心のある方はご一読ください。www.jstage.jst.go.jp
www.keio-up.co.jp 著者の片山ゆきさんよりご恵投いただきました。経済が苦境に陥るなか、インシュアテック、ヘルステックなど最新デジタル技術を擁する民間企業に社会保障をアウトソーシングすることで、不十分な公的保障の状況をカバーしようという中国政…
www.php.co.jp 著者の安田さんよりご恵投いただきました。日本国民の大多数が中国を「嫌い」である現実を踏まえたうえで、そのうえで最低限身に着けるべきべき中国史の知識をまとめた、中国が「嫌い」な読者にフレンドリーな中国史入門です。 中国労働史・工…
『週刊東洋経済』2024年9月21・28日合併号のコラム「中国動態」に、「中国の経常黒字が縮小する「不自然さ」の根源とは」という記事を寄稿しました。ブラッド・W・セッツァーが指摘した「中国の経常黒字は過小評価されている」という議論を紹介し、それが意味…
著者の三品英憲さんよりご恵投いただきました。国共内戦期、における華北農村での土地改革を題材に、伝統的な中国農村にいかにして共産党の暴力的な土地改革が受け入れられたのか、様々な角度から綿密な実証を行った重厚な研究書です。www.unp.or.jp
www.unp.or.jp 編者・著者の遠藤乾さん、鈴木一人さんよりご恵投いただきました。たいへん重厚なヨーロッパ統合史のテキストで、値段も大変良心的です。孫文 華僑 神戸 孫文を迎えた人々、語りついできた人々作者:安井三吉神戸大学出版会Amazon 著者の安井三…
www.chikumashobo.co.jp 著者よりご恵投いただきました(実はその前に購入して読んでいました)。自由を求めるあらゆる言論が厳しく制限される習近平政権の下で、「最後の社会運動」とも呼ばれるフェミニズム・ムーブメント。中国でも広がった #metoo 運動や…
この度、私が編著者となった下記の英文研究書をSpringer社より出版いたしました。 Kobe University Monograph Series in Social Science Research シリーズの中の1冊です。link.springer.com 本書は、昨年度で終了した科研費基盤Bのプロジェクト、「中国のイ…
www.bunshin-do.co.jp 著者のお一人である高口康太さんよりご恵投いただきました。自動車や半導体、人工知能といった話題の業種だけでなく、環境関連ビジネス、ロボット、不動産、農業まで、幅広く現代中国の産業のリアルな姿をそれぞれの専門家が分析した、…
今年3月28日に開催された、21世紀政策研究所主催のシンポジウム「中国経済の課題と展望」の内容が新書化されました。「中国における労働市場と非正規労働(霊活用工)」というテーマで話した内容が活字化されています。www.21ppi.orghttp://www.21ppi.org/th…
『週刊東洋経済』2024年8月3日号のコラム「中国動態」に、「中国に迫る『早すぎる産業空洞化』というリスク」という記事を寄稿しました。先日の三中全会でも改めて確認された現政権の供給サイド重視、総需要拡大策軽視の姿勢が、有力EVメーカーの海外進出を…