2025-01-01から1年間の記事一覧
www.unp.or.jp 著者よりご恵投いただきました。民兵という「非公式」の暴力装置による統治の実態、という敏感なテーマに真正面から切り込んだ意欲的な著作です。
『週刊東洋経済』2025年11月15日号のコラム「中国動態」に、「造船業の「復活」には落とし穴も」という一文を寄稿しました。日本でにわかに脚光を浴びている造船業の復活について、米国の中国への対抗という背景と、そこからの懸念材料と併せて論じました。 …
www.bunshin-do.co.jp 著者よりご継投いただきました。過剰生産が問題になる中国鉄鋼業の生産システムを実証的に分析した力作です。
www.unp.or.jp 著者よりご継投いただきました。これまで岡本さんが発表された中国国内の税制及び対外関係に関する専門的な論文を、中国社会で歴史的に形成されてきた商慣習と「国制」との関係、という横糸で結び付けた重厚な論文集です。岡本さんの驚異的な…
www.minervashobo.co.jp 編者である佐藤隆広さんよりご恵投いただきました。国際貿易理論におけるグローバル・ヴァリューチェーンに関する分析と、インド経済についての地域研究とを結び付けた意欲的な研究成果です。
www.unp.or.jp 著者よりご継投いただきました。第二次世界大戦後における中国の国際承認をめぐる、外交戦略を網羅的に論じた大著です。
『週刊東洋経済』2025年11月15日号のコラム「中国動態」に、「造船業の「復活」には落とし穴も」という一文を寄稿しました。日本でにわかに脚光を浴びている造船業の復活について、米国の中国への対抗という背景と、そこからの懸念材料と併せて論じました。 …
www.nhk-book.co.jp 斎藤哲也さん編集の哲学史入門シリーズ、Ⅲで現代哲学を扱ったので終わりかと思いきや、正義論、功利主義、徳倫理、ケアの倫理などといった意欲的なテーマを扱ったⅣがでました。このままⅤ、Ⅵと続くことを期待したいです。
bookpub.jiji.com 著者よりご恵投いただきました。2017年以降の新疆ウイグル自治区で生じた、再教育施設への大量収容をめぐって、公開資料、リーク文書などからその実態に迫った学術的考察です。
bookplus.nikkei.com 著者の湯進さんよりご恵投いただきました。すでに市場を席巻しつつある中国のEVがどのようにして躍進し、そして現在どのような課題を抱えているのか、現場での豊富な取材に裏打ちされた分析は必見です。
www.kodansha.co.jp 著者の富永京子さんよりご恵投いただきました。日本の社会運動論に関する新書・入門書がなぜ少ないか、自分がなぜそれを書いたか、を記した「あとがき」が熱いです。参議院選の結果を踏まえて読むといろいろなことが見えてくるのではない…
『週刊東洋経済』2025年6月15日号のコラム「中国動態」に、「中国経済が陥る中央集権化の代償」という一文を寄稿しました。習近平政権以降、地方政府の「経済政策の実験」が行われなくなり、トップダウンで下りてくる政策を忠実に実行することが求められるよ…
www.hanmoto.com 黒鳥社よりご恵投いただきました。「パンデミック以降、音楽業界が直面する困難を越えて、教育・観光・福祉・ジェンダー平等といった分野にも横断的に音楽が貢献できることを証明する希望と戦略の書」とのことです。
str.toyokeizai.net 版元よりご継投いただきました。反緊縮的な経済政策と外国人排斥という極右的な主張が声高に叫ばれるこのご時世に、バルファキスやピケティ、ガルブレイスといった世界的に著名なリベラルな経済学者が推薦文を寄せる左派からの反緊縮本が…
www.keio-up.co.jp 著者の松田康博さんよりご恵投いただきました。「台湾有事」に関する根拠のない思い込みに基づく扇情的な言説が広がりやすい現状において、この問題の第一人者がこれまでの経緯を踏まえた冷静な現状分析を行った待望の書籍です。台湾問題…
www.chuko.co.jp 著者の岩間さんよりご恵投いただきました。中華料理から近現代の日中関係を問い直す、という主題は同じく岩間さんが編著の学術書『中国料理と近現代日本』を引き継ぐものですが、そちらが「中国料理」なのに対して今回の新書のタイトルは「…
『週刊東洋経済』2025年6月15日号のコラム「中国動態」に、「中国経済の虚像を政治利用するアメリカの学者たち」という一文を寄稿しました。『世界』の論考に続き、トランプ関税以降にあらわになった米国の経済学者の政治的バイアスと、それによって中国経済…
『世界』7月号に「米中対立はグローバルな自由貿易体制をどう変えるのか」という一文を寄稿しました。米国のトランプ関税に衝撃を受けた米国の経済学者の言説からグローバルな自由貿易体制のゆくえを検討し、今後の中国経済の抱える問題と関連づけて論じてい…
www.bunshin-do.co.jp著者のお一人よりご恵投いただきました。日本経済研究センターの中国経済研究プロジェクトの最新成果です。
www.iwanami.co.jp 編者の方よりご恵投いただきました。アジアの地域史と日本史、グローバルヒストリーを包摂する画期的な通史の下巻です。私も助言という形で少しだけ協力させていただいています。
books.bunshun.jp 著者の與那覇潤さんよりご恵投いただきました。江藤淳と加藤典洋という戦後を代表する二人の文芸批評家論の形をとりながら、同時代の停滞する言論空間に鋭く切り込む同時代論にもなっている意欲作です。これからじっくり読ませていただきま…
www.chuko.co.jp 相変わらず精力的に執筆活動を続けておられる岡本さんより最新作をご恵投いただきました。今回は中国史の根本史料である「正史」を独特の視点から読み解いたものです。中華人民共和国にとっての「正史」のあり方を意味する歴史認識を読み解…
www.iwanami.co.jp 著者の温秋穎さんよりご恵投いただきました。戦前から戦後にかけて日本人が「中国語を学ぶ」ということはどのような思想性、政治性を負わされてきたのか。この問題に根本から取り組んだ力作です。私もかかわった昨年度の「アジア太平洋研…
toyokeizai.net 『週刊東洋経済』2025年4月19日号のコラム「中国動態」に、「中国が「内需拡大」へ姿勢転換したのは本物なのか」という記事を寄稿しました。米中間の関税をめぐるチキンレースが関心を集めていますが、それとは別に中国国内では内需拡大に向け…
www.diamond.co.jp PwCコンサルティングの片岡剛士さんよりご恵投いただきました。「分断」される世界経済の中におけるアジア経済の位置づけと、その中での日本企業の役割に焦点を当てたリポートです。
www.hup.gr.jp編者の田畑伸一郎さんよりご恵投いただきました。ロシアにおいて北極域開発を進めるサハ共和国を事例に、地域経済・社会・環境への影響を考察する、他に類のない研究成果です。
www.seidosha.co.jp 版元よりご恵投いただきました。昨年の2月に梅田で開催された、社会学者立岩真也さんを追悼するトークイベント(私も視聴しておりました)、待望の活字化です。
www.j-fic.com著者の平野悠一郎さんよりご継投いただきました。現代中国の森林政策に関する世界で初めての包括的な研究となる大著です。
ndlsearch.ndl.go.jp 著者の岡本さんよりご恵投いただきました。「中国経済はどこまで独特か?」というのは中国研究者にとって永遠のテーマだと思います。そのテーマに「人びとの暮らし」という視点から迫ったユニークな書籍です。
拙著『ピークアウトする中国』の内容を踏まえ、先日行われた全人代の政府活動報告で発表された経済政策の内容をどう評価するか、共著者の高口さんと共に週刊東洋経済の劉彦甫記者にインタヴューしていただきました。news.yahoo.co.jp