このところ
- 作者: グレゴリー・クラーク,久保恵美子
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2009/04/23
- メディア: 単行本
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- 作者: グレゴリー・クラーク,久保恵美子
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2009/04/23
- メディア: 単行本
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などグローバル・ヒストリーの研究成果がちらほら日本語に訳されるようになっているが、グローバルヒストリーの視点からアジアの経済発展を考えなおす、という点ではなんと言ってもこの本が白眉でしょう。
- 作者: 斎藤修
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2008/03/14
- メディア: 単行本
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村上泰亮的な開発主義のパラダイムの限界があらわになり、かといって新古典派のように放っておけばどこでも市場経済は勝手にすくすくと育つと考えるほど楽観的にはなれず、さりとていまさら従属理論やその亜流などにしがみつく(ポメランツなどにはややその傾向ありだが)わけにもいかぬ、という状況の下で、「スミス的経済成長」およびマーシャルの収穫逓減の理論に実証的な歴史学の視点から新たな光をあてた上の書は、現在ならびに今後の中国の経済成長が持つ意味を、政治経済学的に考察する上でも大いに有益かと。いずれまた詳しい検討をブログにあげたいと思っています*1。
なお、ポメランツの「大いなる分岐点」をめぐる議論のまとめについては、以下の本が簡便かと。
- 作者: ダイアン・コイル,室田泰弘,矢野裕子,伊藤恵子
- 出版社/メーカー: インターシフト
- 発売日: 2008/12/05
- メディア: 単行本
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