梶ピエールのブログ

はてなダイアリー「梶ピエールの備忘録。」より移行しました。

川島真先生、アフリカを行く

http://shinriji.exblog.jp/d2008-04-03

アフリカのメディアは一般的に中国に辛口だというが、それはおそらく反政府の立場をとるからであろう。反政権、反政府となると中国批判になるのは、中国が政府や政権の中枢に集中的に接近している姿を反映している。だが、メディアが複数あり、プロ政権、アンチ政権に分かれている場合には、前者が中国支持となる。

ちょうど、マラウイ大統領が中国を訪問中なので、その動向をネットで調べる。
地方政府とマラウイ政府との間の経済協力が模索されている。四川省マラウイ政府は灌漑をめぐって調整。深圳では港湾建設などが相談されている(河川交通の港湾か)。地方政府に対外支援ばらまくところが中国の特徴。中央政府だけ見ていては、中国の対外援助はわからない。