版元よりご恵投いただきました。目次は以下の通りで、ご覧の通りタイムリーな論集になっています。
第Ⅰ部 米中貿易の解明――相互依存の深化――
第1章 アメリカン・グローバリゼーションと中国経済体制 …… 板木 雅彦
――米中貿易の国際的枠組みと国内的基盤――
第2章 米中間における貿易不均衡の構造 …… 田村 太一
――アジア太平洋地域における国際分業と企業行動――
第3章 付加価値貿易から見た米中貿易 …… 小山 大介
――もう1つの「国際分業」の形――
第4章 大国の食料貿易 …… 千葉 典/渡邉 英俊
――食料安全保障と世界的なインパクト――第Ⅱ部 激化する技術・知的財産をめぐる覇権争い――「中国脅威」「デカップリング」の醸成――
第5章 自由な越境移転か,ローカライゼーションか …… 森原 康仁
――「データ」をめぐる米中の角逐――
第6章 中国のハイテク産業と技術の現状 …… 近藤 信一
――米中ハイテク摩擦と半導体産業の技術デカップリング――
第7章 科学技術領域にみる米中対立の構図 …… 松村 博行
――相互依存からデカップリングへの転換はなぜ生じたのか――
第8章 米中経済のデカップリングとアメリカ製造業の「復活」 …… 井上 博
――サプライチェーンの再構築と国内回帰――第Ⅲ部 米中の大国間対立と国際秩序――米中対立の国際的波及――
第9章 米中関係の現段階 …… 中川 涼司
――中国の国際秩序変更者としての台頭とアメリカの「強硬な関与政策」――
第10章 「一帯一路」と受け入れ途上国 …… 井出 文紀
――援助か「債務の罠」か――
第11章 米中2つの資本主義体制の経済摩擦 …… 中本 悟
――その構造と日本の課題――