いただきもの

アジア的生産様式論争史 -日本・中国・西欧における展開

　先日の明治大学のシンポジウムに出席した際に著者から直接ご寄贈いただきました（ついでにサインも頂戴しました）。『電子礫蒼蒼』の知る人ぞ知る名コラム「中国的なるものを考える」や大学紀要で地味に発表されてきた（が、一部の熱心なファンにより刊行が望まれていた）、マルクスのアジア的生産様式論に関する論争史をまとめたものです。今なぜ「アジア的なもの」にこだわる必要があるのか、本書を読めば問題の重要さと複雑さがわかるのではないかと思います。

湛山読本―いまこそ、自由主義、再興せよ。

　同じく明治大でのシンポで石橋湛山に言及しつつアジアにおけるリベラリズムの困難性について語ったせいか、このような本も（著者以外の方から）ご恵投いただきました。年末の休みにじっくり読みたいと思います。

中国の公的医療保険制度の改革

　タイトルの通り、著者が長年取り組んできた中国の公的医療保険の経済効果に関する本格的な実証分析です。どうもありがとうございます。