Japan, China, and the Growth of the Asian International Economy, 1850-1949: v. 1
Kaoru Sugihara (Editor) ISBN:0198292716
日本における東アジア数量経済史研究の現時点での到達点。
※付記: 丸川哲史の『リージョナリズム』や『冷戦文化論』では、冷戦後の東アジアにおいて「日本を中心とした反共諸国連合」の見取り図を描くための理論的支柱として川勝平太の海洋国家論が槍玉に挙げられていたが、どうせ論じるならこういうちゃんとした学術書も射程に入れて欲しいものだ。