最近読んだり買ったりもらったり注文したりしたもの。

　お久しぶりです。リハビリのつもりで軽めに更新します。しかし今年は特に中国本が多すぎて本棚に並べるだけでも大変です。

中国 巨大国家の底流

　情報はアップデートされているけど、基本的に岩波新書で出たやつの続編という感じ。四川大地震の後の情報統制の経緯に関する記述は参考になりました。

「中国なし」で生活できるか

　いただきもの。ありがとうございます。「中国からの輸入食材の方が日本の食材よりもずっと厳しい検査を経ているので安全性はむしろ高い」「日本国内をトラックで輸送するよりも中国から船で食材を輸入するほうが環境負荷は少ない」「日本国内の工場における中国人研修生の搾取労働は中国の「血汗工場」における労働以上に問題である」といった指摘には僕も完全に同意します。

アフリカを食い荒らす中国

　原書は仏語。以前香港の書店で中文版をゲットしましたが、待望の邦訳がでました。この間Nスペでやったテーマだし日本では情報少ないので売れるでしょう。しかし例によって草思社化した（下品な、とも言う）タイトルだけど、仏語版（La Chinafrique)に比べてもセンスないなあ。

文革‐南京大学14人の証言

　赤い表紙が目印。

天安門事件から「08憲章」へ　〔中国民主化のための闘いと希望〕

　あの「０８憲章」発表後、中国当局に拘束されている中国の代表的民主派知識人の評論集。twitter上で彼の釈放を求めて黄色いリボンをつける運動が展開中!

民衆にとっての社会主義―失業問題からみた中国の過去、現在、そして行方 (シリーズ 中国にとっての20世紀)

　「持てる者」と「持たざる者」の格差は毛沢東時代から存在した！