12月2日(月)発売の、『週刊東洋経済』12月7日号のコラム「中国動態」に、「深刻化する中国の人権問題『経済重視』で見過ごせるか」という記事を寄稿しました。
日中間で政府間の良好な関係が持続し、特に来年春の習近平国家主席の国賓としての訪日を控え、経済協力面での進展を期待する声が経済界では強いのに対し、専門家の間では言論統制や人権問題に関する強圧的な姿勢への批判が高まっており、日本国内の対中観は「経済か、人権か」という誤った二項対立に陥っているのではないか(この問題については『「反緊縮」!宣言』に寄稿した一文で指摘したとおりです)、ということを書きました。
- 作者: 松尾匡,池田香代子,井上智洋,梶谷懐,岸政彦,西郷南海子,朴勝俊,宮崎哲弥,森永卓郎,ヤニス・バルファキス,プログレッシブ・インターナショナル
- 出版社/メーカー: 亜紀書房
- 発売日: 2019/05/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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