梶ピエールのブログ

はてなダイアリー「梶ピエールの備忘録。」より移行しました。

なぜ『諸君!』が面白く『世界』がダメなのか(後)

 さて、問題は『世界』である。で、何が問題か、ということを語る前に、以下に2004年、2003年の『世界』に掲載された記事のうち、中国関連の(および中国を含む「東アジア」関連の)記事を抜き出してみよう。ただし、「世界論壇月評」などの小さな記事や連載ものは省いている。


2005年1月号
●中国原潜領海侵犯事件――海の安全をどうつくるのか  前田哲男

2004年10 月号
●中国「反日」民意の底流  清水美和
中国経済躍進の現場を歩く――第二の「長江デルタ」を求めて (3) 四川省重慶市  莫邦富

2004年9月号
●中国人強制連行・広島高裁判決が開く水路  新美 隆
●中国の「対日新思考」は実現可能か 馮昭奎(元社会科学院日本研究所)
中国経済躍進の現場を歩く――第二の「長江デルタ」を求めて (2) 東北  莫邦富

2004年8月号

中国経済躍進の現場を歩く――第2の「長江デルタ」を求めて (1) 山東省  莫邦富
満鉄調査部事件の実相  小林英夫(早稲田大学

2004年5月号
●中国社会の静かなる地殻変動とは何か 朱 建 栄(東洋学園大学)

2004年3月号
●<短期連載>陳真――戦争と平和の旅路(5回連続) 野田正彰(京都女子大学