10月31日(月)発売の、『週刊東洋経済』11月5日号のコラム「中国動態」に、「一帯一路の「あいまいさ」を高評価する欧州の知識人」という記事を寄稿しました。AIIBや一帯一路構想については、その具体的プランの曖昧さや見積もりの甘さが批判の対象になることが多いように思います。しかし、先月欧州でのセミナーや講演会に参加してみて、その「あいまいさ」を「関係諸国の希望も積極的に取り入れる柔軟さ」として肯定的に評価する声が強いことを感じました。中国経済の「あいまいさ」の評価という点では、この夏に急逝された加藤弘之先生へのオマージュ、という意味も込めたつもりです。
- 作者: 加藤弘之
- 出版社/メーカー: 名古屋大学出版会
- 発売日: 2016/03/16
- メディア: 単行本
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