朝日新聞の日曜版GLOBEで、「それは「監視」か「見守り」か」という監視社会をテーマにした特集が組まれています。
そこに、編集部のインタビューに答える形で下記のような記事を寄稿しています。
2億台以上ものカメラが市民の生活を監視する中国。企業は人びとのネット通販やスマホ決済の利用履歴を収集し、膨大な個人データをもとに国民一人ひとりを格付けする「監視社会」だ。しかし、「幸福な監視国家・中国」(NHK出版新書)の著者である梶谷懐・神戸大教授によると、多くの中国人は現状にむしろ肯定的だという。なぜなのか。
この特集はほかにも、中国やアジア社会の監視社会が大きなテーマになっています。特にコロナウイルス対策で個人情報を利用した接触アプリなどの導入が一気に進みつつある現状を考えると、こういうテーマについて深く考えることの重要性は高まっているように思います。