- 作者:藤井聡
- 発売日: 2020/04/16
- メディア: 雑誌
「『中華未来主義』との対決」という特集が組まれている『表現者クライテリオン』の最新号をご恵投いただきました(しばらく大学に行っていなかったので気が付くのが遅くなりました)。この特集はグローバリズムと「加速主義」的資本主義の象徴としての中国を、保守思想の観点から批判するというもので、従来の左右の論壇誌にない枠組みで「思想的課題としての中国」を捉える大変意欲的なものです。冒頭の與那覇潤さんが参加した座談会では随所で拙著『幸福な監視国家・中国』にも言及していただいています。リアル書店の臨時閉店が相次いでおりなかなか立ち読みする機会もないかもしれませんが、機会があればぜひご一読ください。