『週刊金融財政事情 2017年 11/27 号 [雑誌]』の書評コラム「一人一冊」のコーナーで、中村元哉さんの『対立と共存の日中関係史―共和国としての中国―』を紹介しました。
叢書 東アジアの近現代史 第2巻 対立と共存の日中関係史――共和国としての中国 (叢書東アジアの近現代史)
- 作者: 中村元哉
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/06/23
- メディア: 単行本
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この本は現在の東アジアにおける政治状況を読み解くキーワードともいうべき「憲政(立憲主義)」に焦点を当てた中国近現代史、および日中関係史という難しく重要なテーマを平易な叙述で一般読者にも理解しやすく説いた著作としてオススメです。本書の内容を下敷きにした著者の現代中国論として、以下のネット記事も紹介しておきます。
実は中国共産党は結党以来「最大の試練」に直面している(『現代ビジネス』「日本が見落としている中国【前編】」)
習近平が描く中国の夢…自信過剰な態度の裏に隠れた「不都合な真実」(『現代ビジネス』「日本が見落としている中国【後編】」)