不思議なもので自著のミスというのは本ができあがる前には自分でなかなか気がつかないものですが、できあがってからは結構面白いように見つかるものです。先日届いた見本を眺めているうちに気がついた点をいくつか、(人から言われる前に)以下に挙げておきます。
- 102頁、6〜7行目
「彼のみが起訴されたのです」→「彼のみが刑事告訴されたのです」
「二〇一五年五月に再び起訴されました」→「二〇一五年五月に正式に起訴されました」
※刑事告訴と検察による起訴を混同するような記述をしてしまいました。すみません。なお、日本での浦志強氏への支援活動に関する情報はこちらをご参照下さい。ウェブでの署名活動も行っています。
- 109頁、3行目
「実際のことろ」→「実際のところ」
※太田出版の編集の方にご指摘いただきました。
- 158頁、7行目
「戦前の日本ナショナリズムが」→「戦前のファシズムにつながる日本人の思想が」
- 244頁、最後の行
「売り手市場」→「買い手市場」
- 250頁、図2
「『中国統計年鑑』2013年版」→「『中国統計年鑑』2014年版」
- 257頁、最後から2行目
「つまり、中国経済について今改めて」→「中国経済について今改めて」
※225頁の引用箇所と異なるため。
- 310頁、最後から4行目
「自己の中国での発言の危険性」→「自己の中国での発言が政治利用される危険性」
- 355頁、5行目
岸本美緒(2012)の下に「木村幹(2015)『日韓歴史問題とは何か――歴史教科書・「慰安婦」・ポピュリズム』ミネルヴァ書房」を挿入
※木村先生ごめんなさい。吉野作造賞受賞おめでとうございます!
- 同
隅(すみ)俊之(2015)を鈴木貞美(2015)の下に移動
このほかにもいくつか直したい点があるので、できれば増刷がかかってくれるとありがたいのですが・・