上海もほぼ3年ぶりだったが、銀行がものすごく混んでいるのに驚いた。中国の銀行は日本と違って結構遅くまでやっているし、店舗も多い上に土日も営業しているのだが、それでも人があふれていて、中国銀行などは1時間以上の待ち時間はざらという状況になっている。投資信託の購買熱が起きているのと、給与の引き出しがATMではなく窓口業務が一般的なのが混雑の理由らしい。また外貨両替の管理が厳格になっていて、パスポートのコピーをとるだけでなくなんだかよくわからない書類に何枚も判を押してからようやく人民元がでてくるようになった。それにしても、つい３，４年前までの中国銀行なんていつ行ってもがらがらで、整理券などなくても何の問題もなかったし、両替の際パスポートのコピーなんて一度も取られなかったように記憶するのだが。こういう、一見自由化が進んでいるかのようにみえてかえって非効率な状況がでてきている、というところがいかにも中国らしい。
あと、混んでいるといえば、サイゼリアがあちこちに出来ていて、しかも日曜の夕方には行列が出来るほどの人気だと言うことにも驚いた。サイゼリアが上海で大成功しているのは知っていたが、果たして30分も並んで入るようなレストランだろうか。他にいっぱいうまいものがあるじゃないですか、上海市民の皆さん！
