梶ピエールのブログ

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お仕事のお知らせ

 8月22日(月)発売の、『週刊東洋経済』8月27日号のコラム「中国動態」に、「『国策ファンド』汚職は産業政策の限界か」という記事を寄稿しました。

toyokeizai.net


  半導体産業を対象とした政府系ファンド国家集成電路産業投資基金(以下、「大基金」)トップの丁文武氏が法律違反などの疑いで調査中だと報道された問題について、「大基金」を含む政府系ファンドに関する解説や、中国政府の産業政策に与える影響などについて考察を行っています。

いただきもの

www.iwanami.co.jp

著者の岡本隆司さんよりご恵投いただきました。曾国藩を中心に据えた中国近代史の一般書はおそらく初めてでは?楽しみに拝読したいと思います。

www.bunshin-do.co.jp

 執筆者よりご恵投いただきました。RCEPに関してはまとまった研究所があまりないので、貴重な著作だと思います。

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www.php.co.jp

 7月6日発売の『Voice』8月号に、「中国の内向き化と『一帯一路』の衰退」という一文を寄稿しました。先日『週刊 経団連タイムス』に寄稿した「ウクライナ危機は一帯一路の終焉をもたらすか」という文章で述べたようなこと、ゼロコロナ政策を含む中国政府の「内向き化」というより広い視点から説明したものです。よろしければご一読ください。

www.keidanren.or.jp

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 7月4日(月)発売の、『週刊東洋経済』7月9日号のコラム「中国動態」に、「『消費減税』は景気回復をもたらすか」という記事を寄稿しました。

toyokeizai.net


 参議院選挙を前に、消費減税の是非が争点の一つとなっていますが、ゼロコロナ政策への固執が景気の後退をもたらしている中国では今年3月の全人代で1兆5千元規模の消費減税の実施を決めています。そのねらい及び効果やいかに?といった感じのことを書いています。
 なお、「中国動態」に寄稿するのはちょうどコロナ禍が始ろうとしていた2020年3月以来のことになります。まさかここまで長引くとは思っていませんでしたので感慨深いものがあります。当分中国には行けそうにありませんが、何とかネタを拾いつつ書いていきたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

いただきもの

bookplus.nikkei.com

 著者の福本さんよりご恵投いただきました。日本銀行に在籍時代から中国通として知られたエコノミストが、共同富裕、ゼロコロナと不確実性の高まる中国経済について、データを駆使しつつ分析した、現状を把握するのに最適の1冊です。

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wedge.ismedia.jp

 月刊誌『Wedge』7月号に、「習政権のスローガンに惑わされず中国の実態を見極めよ」という一文を寄稿しています。ゼロコロナ政策を始めとした中国経済が目下抱えるリスクについて論じています。よろしければご一読ください。