梶ピエールのブログ

はてなダイアリー「梶ピエールの備忘録。」より移行しました。

政治

お仕事のお知らせ

中国の「リベラリズム」「リベラル派」というと、自由主義的な経済改革を標榜する、すなわち「ネオリベ」のことね、という理解がされがちだったのですが、市民の政治参加を目指す、政治的なリベラリズムを追究してきた知識人も決して無視することは出来ませ…

いただきもの

岩波書店から出ている「シリーズ日本の安全保障」の第2巻「日米安保と自衛隊」を、編者の遠藤誠治さんからご恵投いただきました。 日米安保と自衛隊 (シリーズ 日本の安全保障 第2巻)作者: 遠藤誠治出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2015/03/28メディア: 単…

いただきもの

安全保障とは何か (シリーズ 日本の安全保障 第1巻)作者: 遠藤誠治,遠藤乾出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2014/10/29メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る 責任編者のお一人である遠藤誠司さんよりご恵投頂きました。米国のパワーの衰退、…

<民主>と<中華>

お久しぶりです。この間、米中戦略経済対話や、四川大地震3周年など中国関連の動きはいろいろあったようですが、それはまあともかく。 あまり誰も気にとめていないかもしれないけど、ちょっと前のニュースで、以下のようなものがあった。http://www.jiji.com…

中国外交を左右する学者たち

13日付の日経新聞の国際欄で、王逸舟氏と閻学通氏というトウ小平の「韜光養晦」外交への姿勢をめぐって対照的な主張を展開する外交専門家のオピニオンが紹介されていた。中国の政府内の政策過程が徹底して不透明であるだけに、こうした政策決定に影響を与え…

「人間の条件」とアジアにおける「公共圏」:劉暁波氏のノーベル平和賞受賞をどう考えるか

来月に劉暁波氏のノーベル平和賞授賞式を控え、参加しない国はどことどこだ、ということでまた関心が高まっているようだ。あまりフォローはしていないのだが、受賞以来、日本でも僕自身の予想以上に詳しく劉氏とその思想的な背景についての報道がなされたよ…

「天皇に「私(わたくし)」なし」という神話

少し前のことになるが、事実上胡錦濤国家主席の後継者と目されている習近平国家副主席が訪問し、天皇との会見を行ったことが、天皇が外国要人と会見する際に通常適用される「1か月ルール」に従っていなかったとして物議を醸した。この事件はいくつかの点で非…

BMDを棄つるの覚悟

珍しく反響の大きかった拙エントリ「経済学的思考のすすめ」について、Baatarismさんからトラックバックをいただいている。 まず、北朝鮮が打ち上げに失敗して日本国内の市街地に墜ちてきたときの経済的な損害は大きいでしょう。しかし、その一方で、北朝鮮…

政治経済の比較制度分析

bewaadさんが12月30日のエントリで紹介されていた、アレンド レイプハルト 『民主主義対民主主義―多数決型とコンセンサス型の36ヶ国比較研究』ISBN:4326301589う。 この問題に関しては、UCBのGerald Roland先生のComparative economicsのリーディング・リスト…