梶ピエールのブログ

はてなダイアリー「梶ピエールの備忘録。」より移行しました。

2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

メモ

産経新聞の佐々木正明記者によるラビア・カーディル氏会見のまとめ。 http://sasakima.iza.ne.jp/blog/entry/1152384/ 記事のもとになったメモはみなtwitterによりリアルタイムで配信されたもので、その意味でも注目される。佐々木記者のtwitterでの以下のよ…

NHKの夏

BS世界のドキュメンタリー<シリーズ グローバル化の影で>特に↓この番組は必見かな。コンゴ 鉱物資源争奪戦 前編 BS17月27日 月曜深夜[火曜午前] 0:10〜1:00 コンゴ 鉱物資源争奪戦 後編 BS17月28日 火曜深夜[水曜午前] 0:10〜1:00 世界のコバルト埋…

<中国人>の境界

中国の異民族支配 (集英社新書)作者: 横山宏章出版社/メーカー: 集英社発売日: 2009/06/17メディア: 新書 クリック: 20回この商品を含むブログ (8件) を見る 本書は新書ということを差し引いてもその記述がいささか荒っぽく(この文章はそれをさらに荒っぽく…

金融政策スタンスの変化

その後、中国の銀行間金利がますます上がり続けている。 これは明らかに、中央政府の政策スタンスの変化によるものである。ただ、それは今のところあくまで象徴的なものにとどまるだろう。具体的にどのような意味を持つかについては津上俊哉さんのブログ記事…

イリハム・トフティ氏の解放を求める署名運動

7月5日のウルムチの事件に関しては、その後日本のメディアも積極的に独自の取材などを行っているが、実態については依然として未解明の点があまりに多い。 その中で、日本のメディアではほとんど報じられてないが重要な動きがあった。現在中央民族大学教授で…

弱者が弱者を食い物にする

ウルムチの事件に関する報道は今日も続いたが、テレビではやはり「報道ステーション」が頭一つ抜き出ているという印象を持った。たとえば、同じデモ行進をするウイグル人女性を写しても、NHKの報道では彼女らをあくまでも「群体」としてしか捉えていない…

7月5日ウルムチでの騒乱に関して

最初日本のメディアは新華社のニュースをそのままタレ流すだけでやはりダメだと思ったが、6日の報道ステーションはかなり時間を割いて双方の言い分を報道するというスタンスで、水谷尚子氏にも取材を行うなど、かなり頑張っていた。ただコメントが加藤千洋氏…

中国インターバンク市場に異変が!?

緊急更新。上海銀行間コールレート(SHIBOR)のウェブサイトより。無担保オーバーナイト金利同1週間もの金利同1ヶ月もの金利 とりあえず1ヶ月前のグラフと比べてみてください。