梶ピエールのブログ

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お仕事のお知らせ

 10月10日(月)発売の、『週刊東洋経済』10月15日号のコラム「中国動態」に、「「一帯一路」トーンダウンの理由」という記事を寄稿しました。『Voice』7月号に寄稿した論考「中国の内向き化と「一帯一路」の衰退」でもふれましたが、その後いろいろなメディアで「一帯一路」が曲がり角にきている、というスタンスの報道が増えてきたように思います。記事では、そのように判断する理由について、あらためてまとめています。

toyokeizai.net


 

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digital.asahi.com

 朝日新聞の連載「中国新世 人口減が始まる」の第5回目、「人口減によるリスクはどこに、労働力にも変化 対外膨張は止まるのか」という記事で、金順姫記者によるインタビューが掲載されました。人口減がもたらす経済リスクについて幅広く論じています。

いただきもの

www.unp.or.jp

 著者よりご恵投いただきました。「国進民退」などといわれるようになってはや15年、むしろ民間資本をも吸い上げて巨大化する国有企業の存在が当たり前のようになってからしばらくたちますが、改めて原点に立ち替わり、中国の国有企業はどこが問題で、改革は何を目指していたのかを実証的に検証する骨太の研究所です。

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www.koryu.or.jp

 日本台湾交流協会の発行する台湾情報誌『交流』9月号に、「新型コロナウィルス感染症対策と「文化」-中国と台湾の比較から-」という一文を寄稿しました。

https://www.koryu.or.jp/Portals/0/images/publications/magazine/2022/9%E6%9C%88/2209_01kajitani.pdf

 アセモグル=ロビンソンによる文化および文化構成が政治・経済制度に与える影響についての議論を参照しながら、オミクロン株の流行によって大きな分岐を見せた中国と台湾のコロナ対策について論じています。

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www.genron-alpha.com

 昨年11月にゲンロンカフェで行った東浩紀さんとの対談が文章化され、webゲンロンで無料公開されています(全3回)。かなり地味で重いテーマが延々と続くので、文章化されることはないかな、と思っていたのでこうして公開されたことはうれしいです。初回は私の経歴紹介(?)から、加藤典洋氏の著作と中国体験との関連性、といったことについて語っています。よろしければぜひご一読ください。

www.youtube.com

www.genron-alpha.com

いただきもの

honno.info

 これまでにも何度か、インタビューや座談会の記事でお世話になったライター兼編集者の斎藤哲也さんに新刊をお送りいただきました。明確さが問われる大学入試問題を題材にしているだけあって、この上なく明確でわかりやすい現代思想入門になっている1冊です。