梶ピエールのブログ

はてなダイアリー「梶ピエールの備忘録。」より移行しました。

いただきもの

 現代日本を代表する「教養人」である吉川浩満さんと山本貴光さんが、ギリシャ哲学を紐解きながら「人間とは何か?」という問いについて改めて語りつくした一冊です。この本の装丁も素敵です!

いただきもの

 著者よりご恵投いただきました。アジア経済研究所で中国農村研究を続けてこられた山田七絵さんの現地での豊富なフィールドワークを基にした貴重な研究成果です。中国農村における「所有」の問題を考える上でも、重要な手がかりを提供してくれそうです。

お仕事のお知らせ

中央公論 2020年 04 月号 [雑誌]

中央公論 2020年 04 月号 [雑誌]

  • 発売日: 2020/03/10
  • メディア: 雑誌


 3月10日発売の『中央公論』4月号に、岡本隆司さんとの対談「都市封鎖、ハイテク監視の合理・非合理 中国は「AI×中華思想」のネオ強権国家か?」が掲載されています。同じ号の高口さんの紀行文や、東浩紀さんと山本達彦さんの対談などとも併せて読んでいただけるとよろしいのではないかと思います。

いただきもの

中国の「爆速」成長を歩く

中国の「爆速」成長を歩く

  • 作者:西牟田 靖
  • 発売日: 2020/03/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

 著者の西牟田さんよりご恵投いただきました。執筆の際に私の著作を参考にしていただいた、というお手紙を頂きました。どうもありがとうございます!

お仕事のお知らせ

 近現代中国の歩みを豊富な図版やグラフでたどるテキストの改訂版です。今回から私も執筆者の末席に加えていただいております。

いただきもの

文化大革命 上巻

文化大革命 上巻

出版社からご恵投いただきました。『文庫 毛沢東の大飢饉: 史上最も悲惨で破壊的な人災 1958-1962 (草思社文庫)』などの著作で日本でも著名なフランク・ディケーターによる文革の本格的な研究書。いろいろと議論を呼びそうです。

お仕事のお知らせ

2月24日(月)発売の、『週刊東洋経済』2月29日号のコラム「中国動態」に、「新型肺炎対策で金融を大緩和、モラルハザード蔓延の懸念も」という記事を寄稿しました。

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春節明け後も武漢を中心に生産が停止していることで、中国経済への供給面での影響が懸念されますが、企業の資金繰りなどを支えるための金融・財政面でのサポートについては素早く実行に移されていること、ただしそれが長引けばモラルハザードの問題が顕在化するリスクがあること、などについて書いています。