梶ピエールのブログ

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お仕事のお知らせ

  外務省が出している外交専門誌『外交』のVol.33に、東山彰良著『流』と野嶋剛著『ラスト・バタリオン』のブックレヴューを寄稿しています。

外交〈Vol.33 Sep.2015〉特集 積極的平和主義と安全保障

外交〈Vol.33 Sep.2015〉特集 積極的平和主義と安全保障

 なぜこの2冊を?と思われるかもしれません。実は同誌に私が寄稿した文章はブック・レビューというより、先日公表された安倍首相による戦後70年談話に対する私なりの批評となっています。端的に言えば、この「談話」に「欠けているもの」はなにか、ということをこの2冊の本を題材に考えてみた、ということになるでしょうか。同誌の特集は「特集 積極的平和主義と安全保障」となっており、私などと違ってもっと立派な各専門家による戦後70年談話も含めて現政権の歴史認識と安全保障についての議論が多数収録されています。書店などでは入手しづらいかもしれませんが、関心のある方には一読をお勧めします。
 

流

ラスト・バタリオン 蒋介石と日本軍人たち

ラスト・バタリオン 蒋介石と日本軍人たち