数日前のウチダ先生のエントリが、あまりと言えばあまりな内容だったので、気が進まないけどこりゃやっぱりちゃんと批判しとかないといけないだろうなと思っている件について。
まあ普通に考えれば知ったかぶりのおじさんがちょっと仕入れてきた知識で今流行の中国問題についても語ってみました、としか表現のしようのない代物なので、本田先生のように「けっ」と言って済ましておけばいいのかもしれないが、何を隠そう僕は『ためらいの倫理学』以来のウチダファンであり、現在の硬直した日中関係の諸問題についても、ウチダ的アイロニーの良質な部分を継承しつつ論じるというスタンスが有効でありうるなどと今でも真剣に考えている人間なので、ことはそう単純ではないのだ。
というわけで、近日中に、愛情をこめた、容赦のない批判をネチネチと展開するつもりですので、どうか首を洗って長くしてお待ちください。
