梶ピエールのブログ

はてなダイアリー「梶ピエールの備忘録。」より移行しました。

思想

お仕事のお知らせ

外務省が出している外交専門誌『外交』のVol.57に、綿野恵太さんの『「差別はいけない」とみんないうけれど。』のブックレヴューを寄稿しています。外交 Vol.57 特集:混迷深まる北東アジア作者: 「外交」編集委員会出版社/メーカー: 外務省発売日: 2019/10/0…

いただきもの

銀河帝国は必要か?: ロボットと人類の未来 (ちくまプリマー新書 (334))作者: 稲葉振一郎出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2019/09/05メディア: 新書この商品を含むブログを見る 研究会でご一緒した折にご本人から直接頂きました。相変わらず精力的なお仕事…

いただきもの

新全体主義の思想史:コロンビア大学現代中国講義作者: 張博樹,石井知章,及川淳子,中村達雄出版社/メーカー: 白水社発売日: 2019/05/30メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 訳者の方々からご恵投いただきました。先日天安門事件30周年の記念シンポ…

お仕事のお知らせ

東洋経済オンラインに「日本人にも中国「監視国家」化は人ごとではない」という記事を寄稿しました。toyokeizai.net 先日出版された山下範久編『教養としての世界史の学び方』のステマとして第8章の内容を踏まえて、中国の「監視社会化」と市民社会論との関係…

お仕事のお知らせ

『外交』Vol.53に掲載された岸政彦『マンゴーと手榴弾』およびフランチェスコ・グァラ『制度とは何か』のブックレヴュー(「『差別』の語り口 『構築主義』以降の着地点を探る」)が神戸大学の学術成果リポジトリKernelで公開されました。以下のリンクからPD…

功利主義+テクノロジー、市民社会、現代中国

『週刊読書人』11月2日号の綿野恵太氏によるコラム「論潮」で、拙著『中国経済講義』ならびに「『リベラル』な天皇主義者はアジア的復古の夢を見るか?」(『現代中国研究』第40号)が言及されています。特に後者については、「功利主義+テクノロジー」によ…

いただきもの

現代世界における意思決定と合理性作者: キース・E・スタノヴィッチ,木島泰三出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2017/10/26メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (3件) を見る 以前、サンスティーン=セイラ―の『実践 行動経済学』について…

共和主義ってなんだ?―稲葉振一郎『政治の理論』について−

先週、京都でこの本の読書会があり、著者ご本人も参加されるというので参加してきました。その後、この本に関する考えや疑問点が徐々にまとまって来たので、ブログ記事の形で公表したいと思います。主催者並びに質問に誠実に答えていただいた稲葉氏に感謝し…

ヘーゲルと現代経済学

現代経済学のヘーゲル的転回:社会科学の制度論的基礎 (叢書《制度を考える》)作者: カーステン・ヘルマン-ピラート,イヴァン・ボルディレフ,岡本裕一朗,瀧澤弘和出版社/メーカー: エヌティティ出版発売日: 2017/06/19メディア: 単行本この商品を含むブログ (…

いただきもの

アナキスト民俗学: 尊皇の官僚・柳田国男 (筑摩選書)作者: 絓秀実,木藤亮太出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2017/04/12メディア: 単行本この商品を含むブログ (5件) を見る 著者である絓秀実さんよりご恵投いただきました。柳田国男のテキストの読解を手掛…

いただきもの

宇宙倫理学入門作者: 稲葉振一郎出版社/メーカー: ナカニシヤ出版発売日: 2016/12/26メディア: 単行本この商品を含むブログ (14件) を見る 著者からご恵投いただきました。久しぶりに稲葉さんにしか書けない内容のものが世に出た、という感じですね。正月休…

いただきもの

タイム・スリップの断崖で作者: 絓秀実出版社/メーカー: 書肆子午線発売日: 2016/11/25メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る 著者よりご恵投いただきました。 私と著者であるスガ氏とのつながりを意外に感じる方もいらっしゃるかもしれません…

いただきもの

統治新論 民主主義のマネジメント (atプラス叢書)作者: 大竹弘二,國分功一郎出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2015/01/24メディア: 単行本この商品を含むブログ (8件) を見る 太田出版の赤井さんよりお贈りいただきました。パラっと見た感じではフーコーの…

台湾のひまわり運動と柄谷行人の「無節操」、あるいは実体化される「アジア」

もう1か月前に出た出版物に関するものですが、ブログ「路上の人」の連載に書いたこととも関連するので、とりあえず公開しておきます。社会運動2014.11 No.415作者: 柄谷行人、津島佑子、小熊英二、青木理,-出版社/メーカー: インスクリプト発売日: 2014/11/17…

神話的暴力と神的暴力、あるいは「動物」たちの反乱

少し前の、稲葉振一郎氏のエントリより。 少し話は変わるが、人(認識・行為の主体)を殺すということは、ある意味で(すなわちその人にとっての)世界を終わらせるということであり、その意味で人を殺すという営みは神的である。レヴィナスが「殺人は不可能…

村上春樹と竹内好―「近代」の二重性をめぐって

http://blog.tatsuru.com/2009/06/06_1907.phpより。 ムラカミ・ワールドは「コスモロジカルに邪悪なもの」の侵入を「センチネル」(歩哨)の役を任じる主人公たちがチームを組んで食い止めるという神話的な話型を持っている。 『羊をめぐる冒険』、『ダンス…

この世は○○だ/○○のために生まれたんじゃないぜ

ちょっと間が開いてしまったが、忌野清志郎のパフォーマンスを論じた文章について、その中の生活世界/システムという概念をもう少し考えから使いなさいということでsumita-mさんからツッコミをいただいていた。URL: http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/2009052…

忌野清志郎と「公共性」に関する試論

批評家の吉本隆明は、1980年代から忌野清志郎をしなやかな感性を持ったアーチストとして高く評価をしていたが、1988年に発売されたRCサクセションの反原発ソング「サマータイム・ブルース」(アルバム『COVERS』に収録)の歌詞を、個人発行していた雑誌『…

都会の鼠と田舎の鼠

K・A・ウィットフォーゲルの東洋的社会論作者: 石井知章出版社/メーカー: 社会評論社発売日: 2008/04メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (6件) を見る

長野からのメッセージ

といっても聖火リレーともチベットとも全然関係ない話ですみません。『信濃毎日新聞』で長期連載されている「石原吉郎 沈黙の言葉」という記事(写真)の紹介である。