梶ピエールのブログ

はてなダイアリー「梶ピエールの備忘録。」より移行しました。

中国

お仕事のお知らせ

日本のオピニオンを英語で海外に紹介するサイトDiscuss Japanに、 "Macroeconomic Policies in Japan and China amid Prolonged Stagnation"と題したエッセイを寄稿しました。www.japanpolicyforum.jp 以下は、記事の元になった日本語の文章です。 米国で刊…

いただきもの

www.chuko.co.jp 監訳者の加茂具樹さんよりご恵投いただきました。趙紫陽のブレーンとして政治改革に取り組み、天安門事件後に活動の拠点を海外に移した著者による、中国共産党大会を通じて浮かび上がる中国の権力構造に関する渾身の研究書です。

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3月6日(月)発売の、『週刊東洋経済』3月11日号のコラム「中国動態」に、「IT企業への介入緩和は本物か」という記事を寄稿しました。中国政府、IT企業、海外投資家の間には「あいまいな三角形」とも言うべき複雑な利害関係があり、それが中国政府のIT企業へ…

いただきもの

honno.info 著者の斎藤淳子さんよりご恵投いただきました。実は私は斎藤さんとは同じ時期に北京で留学していたのですが、それ以来26年にわたり北京で生活し、中国社会をつぶさに見てきた著者でしか書けない少子化、結婚・住宅事情、若者の奮闘と苦悩など「中…

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bookplus.nikkei.com 著者の岡野さんにご恵投いただきました。デジタル化を進める中国経済の今後の行方を「中国的経営の原理とは何か?」という視点から迫った力作です。

いただきもの

shukousha.com 訳者の劉燕子さんよりご恵投いただきました。文革期に10年間獄中にあった著名な経済学者、楊小凱氏による、文革期の過酷な経験の回想録です。

いただきもの

www.kawade.co.jp 版元よりご恵投いただきました。方方氏の『武漢日記』を題材に、2023年の「白紙革命」にもつながる、パンデミック下における「モノ言う市民」と「モノ言わぬ人民」の相克を描いたノンフィクションです。

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1月23日(月)発売の、『週刊東洋経済』1月28日号のコラム「中国動態」に、「需要刺激策を地方債に頼る中国」という記事を寄稿しました。ゼロコロナ政策の終焉によって経済成長への期待がかかる中国経済ですが、成長軌道に乗せるための需要刺激策が、地方債…

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www.chuko.co.jp 著者の三浦有史さんよりご恵投いただきました。米中対立とゼロコロナ政策解除、そして習近平への権力集中で揺れる中国経済の今後の見通しを感情を排してフラットに論じた、信頼するに足る現状分析です。

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www.fujiwara-shoten-store.jp 編者の王柯さんよりご恵投いただきました。中国のリベラル派の知識人人が、日中国交回復50周年の節目の時に、日中「友好」の功罪について改めて振り返った論集です。

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あけましておめでとうございます。www.iwanami.co.jp 1月6日発売の『世界』2月号の特集「習近平新時代 共存の道は」に、朝日新聞編集委員の吉岡桂子さん、アジア経済研究所の川上桃子さんとの鼎談が掲載されています。中国のゼロコロナ解除、経済政策の方…

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bookplus.nikkei.com 著者の中澤さんよりご恵投いただきました。異例の3期目に入り、「極権」を握った習近平政権の実像に迫る、渾身のノンフィクションです。

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digital.asahi.com 12月16日付の朝日新聞文化面で、ロシア近現代史が専門の池田嘉郎さんとの対談記事が掲載されています。ウェブ記事は有料ですが、もしご関心があればご一読ください。

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研究メンバーとして参加しているRIETI(経済産業研究所)のグローバル・インテリジェンス・プロジェクト(国際秩序の変容と日本の中長期的競争力に関する研究)の研究科であるDiscussion Paper、"How Does Industrial Guidance Funds Affect the Performance…

中国共産党は人民の不在にどう向き合うのか

mainichi.jp 中国で新型コロナウイルスの感染が拡大し外出制限など行動規制が強まる中、各地で住民らによる抗議活動が激しくなっている。3カ月以上も部分的な封鎖が続いた新疆ウイグル自治区ウルムチ市では、25日夜に大規模な抗議行動が発生し、当局が対応に…

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11月19日付の日本経済新聞の書評欄に、デズモンド・シャム著『私が陥った中国バブルの罠 レッド・ルーレット』の書評を寄稿しました。 www.nikkei.com 江沢民・胡錦涛政権におけるニューリッチといわれる私営企業家と共産党幹部との結びつきの実態を内部の視…

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www.nikkei.com 11月11日付の日本経済新聞の「経済教室」欄に、「バブル頼みの経済運営は限界」という一文を寄稿しました。これまでの中国経済が「低金利の経済」の下での合理的バブルの発生に依存してきたこと、その前提条件が崩れる中で3期目・習政権の経…

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www.keisoshobo.co.jp 川島真さんが座長を務める、経団連の21世紀政策研究所の1年間のプロジェクトの成果をまとめた論文集です。コロナ禍以降の中国の政治・経済の変遷を復習するにはよい本だと思います。

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www.genron-alpha.com 最近ゲンロン関係の仕事の紹介が多いのですが、この度刊行された『ゲンロン13』で東浩紀さん、憲法学者の山本龍彦さんとの鼎談が掲載されています。webゲンロンでの対談のほうは「アジア」的なるものに焦点を当てて話していますが、こ…

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www.genron-alpha.com 東浩紀氏との対談記事「悪と公共性をアジアから考える」第3回が公開されました。東さんの『一般意思2.0』にも通じる中国における「人民の意思」をめぐる考察や、映画『理大囲城』を題材にした、アジア社会における公平な観察者、あるい…

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president.jpこの問題について3人のスペシャリストに話をうかがいました。今大活躍の若手論客・李昊氏 @lihaokt 、私が勝手に師匠としている梶谷懐氏 @kaikaji そして中国共産党の政治、葬式、毛髪分析のプロ 水彩画氏 @suisaigagaga ぜひご一読ください!— …

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digital.asahi.com 朝日新聞の連載「中国新世 人口減が始まる」の第5回目、「人口減によるリスクはどこに、労働力にも変化 対外膨張は止まるのか」という記事で、金順姫記者によるインタビューが掲載されました。人口減がもたらす経済リスクについて幅広く論…

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www.unp.or.jp 著者よりご恵投いただきました。「国進民退」などといわれるようになってはや15年、むしろ民間資本をも吸い上げて巨大化する国有企業の存在が当たり前のようになってからしばらくたちますが、改めて原点に立ち替わり、中国の国有企業はどこが…

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www.koryu.or.jp 日本台湾交流協会の発行する台湾情報誌『交流』9月号に、「新型コロナウィルス感染症対策と「文化」-中国と台湾の比較から-」という一文を寄稿しました。https://www.koryu.or.jp/Portals/0/images/publications/magazine/2022/9%E6%9C%88…

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www.genron-alpha.com 昨年11月にゲンロンカフェで行った東浩紀さんとの対談が文章化され、webゲンロンで無料公開されています(全3回)。かなり地味で重いテーマが延々と続くので、文章化されることはないかな、と思っていたのでこうして公開されたことは…

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business.nikkei.com Japan Timesの記事に引き続き、日中国交回復50周年に関して日経ビジネス誌のインタビューを受けました。50年間の日中関係の歩みを主に経済関係から語っております。関心のある方はちくま新書の『日本と中国経済』という書籍をお読みいた…

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www.japantimes.co.jp 英字紙Japan Times紙に、日中国交回復50周年を前に50年間の経済関係の歩みを振り返る記事が掲載されました。私もインタビューに応えて、やや長めのコメントを寄せています。よろしければご一読ください。

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www.keio-up.co.jp 版元よりご恵投いただきました。人権問題で国際的な関心が集まる新疆ウイグル自治区における民族対立の問題を、清朝からの「帝国継承国家」としての中華民国、中華人民共和国の統治のあり方自体が抱える問題としてとらえた、力作です。

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www.shinchosha.co.jp 相変わらず旺盛な執筆活動を続けている岡本隆司さんより新著をご恵投いただきました。永楽帝のような「いかにも」といった人物だけではなく、王安石・梁啓超・康有為のような知識人も「悪党」としてまな板に上っているところが大変興味…

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www.showado-kyoto.jp 版元よりご恵投いただきました。台湾・香港・マカオ・華僑を含めた多様な中華世界を政治から文化に至る多方面の専門家が解説する、今までありそうでなかった「中華世界を学ぶための教科書」です。