梶ピエールのブログ

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いただきもの

中国の行動原理-国内潮流が決める国際関係 (中公新書)

中国の行動原理-国内潮流が決める国際関係 (中公新書)

 著者よりご恵投いただきました。実は頂く前に一冊購入してすでに呼んでいたのですが、この本は「政府間関係や経済関係はきわめて良好ながら専門家及び庶民レベルの対中観は最悪に近いレベル」という現在の日中関係の非常にもやもやする現状を読み解く上で大きなヒントを与えてくれる本だと思います。そういったもやもやした思いを抱いている人に広く一読をお勧めします。

お仕事のお知らせ

『外交』Vol.57に掲載された綿野恵太『「差別はいけない」とみんないうけれど。』およびシャンタル・ムフ『左派ポピュリズムのために』のブックレヴュー(「『ヘイト』が突きつけるリベラル・デモクラシーの矛盾と困難」)が神戸大学の学術成果リポジトリKernelで公開されました。以下のリンクからPDFを入手できます。

http://www.lib.kobe-u.ac.jp/repository/90006570.pdf


kaikaji.hatenablog.com

「差別はいけない」とみんないうけれど。

「差別はいけない」とみんないうけれど。

  • 作者:綿野 恵太
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2019/07/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

左派ポピュリズムのために

左派ポピュリズムのために

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12月2日(月)発売の、『週刊東洋経済』12月7日号のコラム「中国動態」に、「深刻化する中国の人権問題『経済重視』で見過ごせるか」という記事を寄稿しました。

premium.toyokeizai.net

日中間で政府間の良好な関係が持続し、特に来年春の習近平国家主席国賓としての訪日を控え、経済協力面での進展を期待する声が経済界では強いのに対し、専門家の間では言論統制や人権問題に関する強圧的な姿勢への批判が高まっており、日本国内の対中観は「経済か、人権か」という誤った二項対立に陥っているのではないか(この問題については『「反緊縮」!宣言』に寄稿した一文で指摘したとおりです)、ということを書きました。

「反緊縮! 」宣言

「反緊縮! 」宣言

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香港雨傘運動と市民的不服従 「一国二制度」のゆくえ

香港雨傘運動と市民的不服従 「一国二制度」のゆくえ

 石井知章さんよりご恵投いただきました。香港のリベラル左派の知識人、周保松氏の香港雨傘運動に関する論考を中心にしたものですが、現在の香港情勢も踏まえた、緊張感のある1冊になっているかと思います。

 編者の木村公一朗さんよりご恵投いただきました。中国を中心に、シンガポール・台湾等も含めた東アジアの製造業のダイナミズムを伝える報告書です。

いただきもの

東アジアの刑事司法、法教育、法意識: 映画『それでもボクはやってない』海を渡る

東アジアの刑事司法、法教育、法意識: 映画『それでもボクはやってない』海を渡る

 著者よりご恵投いただきました。映画『それでもボクはやってない』を日本・中国・台湾・香港の学生に見てもらった上で人権、法に関するディスカッションを行うと言うユニークな試みを書籍化したものです。

お仕事のお知らせ

 本日(11月13日)付けの日本経済新聞「経済教室」欄に「中国経済 どうみるか(上)財政・金融政策の積極連携へ」という記事を寄稿しました。原則が明らかになっている中国経済ですが、景気対策としての積極的な財政政策の有効性が焦点になっていることを改めて強調しました。

 中国政府がマクロ的な景気対策へとかじを切りつつあることについては、国有企業改革を含む「構造改革」を遅らせるとして批判の声も強い。しかしこうした動きは、近年米国や日本などでもMMT(現代貨幣理論)をはじめ、長期停滞によるデフレや不況の克服には金融政策だけでは不十分で、財政政策の出動が不可欠だという認識が広まってきたこととも呼応している。

www.nikkei.com